忘れてはならない住宅購入時の諸費用の内訳 | 誠和不動産販売株式会社
忘れてはならない住宅購入時の諸費用の内訳
著:誠和不動産販売 2017年2月更新
著:誠和不動産販売 2017年2月更新
忘れてはならない住宅購入時の諸費用の内訳
住宅購入にあたって資金計画を練る際、忘れてはいけないものに「諸費用」があります。物件価格とは別にかかる費用のことで、基本的には現金で準備しなければなりません。
昨今の金利状況も相まって、住宅ローンと併用して諸費用も融資可能な商品が増えていますが、引越し代や家電・家具などの費用も含めて、できる限りローンに頼ることのないような資金計画を立てておくことが大切です。
さてこの諸費用ですが、物件価格の6%~10%と言われています。リフォームの有無、仲介手数料、引越し費用や保険など物件によって大きく変わってきます。
例)物件価格5,000万円の場合 ⇒諸経費400万円 ※ 8%で計算
【住宅購入に必要な諸費用一覧(概略)】
印紙税 ・・・ 売買契約書に印紙を添付する形で支払う ⇒ 売買契約時
登録免許税 ・・・ 土地・建物等、物件所有権の移転登記などに要する税金 ⇒登記時
所有権移転登記の場合
課税標準額(固定資産税評価額)×税率
司法書士への報酬・・・ 登記終了後
8~20万円程度(依頼先により異なる)
仲介手数料 ・・・ 不動産会社による仲介があった場合には ⇒ 売買契約時
必要売買価格×3%+6万円(消費税別) ※400万円超の場合
固定資産税・都市計画税 ・・・ 所有する土地・家屋、償却資産に課される税金 ⇒不動産取得後
買主から売主に支払う年間分の日割り
固定資産税・・・評価額に標準税率の1.4%をかけた金額
都市計画税・・・評価額に標準税率の0.3%をかけた金額
不動産取得税 ・・・ 取得した不動産の価格(課税標準額)※1×税率※2 ⇒不動産取得後
※1:平成30年3月31日まで ⇒ 取得した不動産の価格×1/2
※2:平成30年3月31日まで ⇒ 3%
融資手数料 ・・・ ローン借入の際に金融機関に支払う手数料 ⇒ローン借入時
3~5万円程度(金融機関により異なる)
事務取扱手数料 ・・・ ローン借入の際に金融機関に支払う手数料 ⇒ローン借入時
3~5万円程度(金融機関により異なる)
保証料 ・・・ 金融機関を通じ保証会社に支払う ⇒ローン借入時
金額設定はローン審査ごとに異なる
火災・地震保険料 ・・・ 建物および家財の損害に対する保険料 ⇒ローン借入時
※保険加入は任意、火災保険のみ一部必須有り。補償内容・契約期間により料金は異なる
団体信用生命保険料 ・・・ 借主に万が一のことがあったとき、ローンを完済できるよう加入する
生命保険の保険料 ⇒ローン加入時
※金融機関により、任意必須異なる。金融機関によって料金は異なる
管理費・修繕積立金 ・・・ 買主から売主に支払う1ヶ月分の日割り ⇒不動産取得時
※マンションのみ
その他 ・・・ 引越し代金、家具買い替え等 ⇒不動産取得後
※要確認
住宅購入時の諸費用まとめ
諸費用はその時代の税制度や物件、金融機関等で細かく変わってきます。物件購入を検討する際には物件価格より概算を出し、余裕をもった自己資金を用意しておくことにより安心してマイホーム探しが出来ると思われます。
最後に
今の時代は頭金ゼロ、諸費用ですらローンに組み込める時代ですが、諸費用ローンは
住宅ローンより金利がほぼ高くなっていますので注意が必要
です。融資の受け方はライフスタイルやご予算を顧みて慎重
に検討することが重要です。
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