3階建て以上の物件を建てる際の注意点について | 誠和不動産販売株式会社
3階建て以上の物件を建てる際の注意点について
著:誠和不動産販売 2021年6月更新
建ぺい、容積率の高いエリアでは、土地が狭い分、建物を3階建てにして床面積を稼ぐことがあります。
阿佐ヶ谷で建ぺい率、容積率の高いエリアというのは、駅周辺、青梅街道、中杉通り、五日市街道沿いに程近いエリアなどです。
この3階建ての物件は、少ない土地で多くの床面積を得られるので、住居の場合は、より広い物件に住め、アパート経営の場合は、家賃収入が増えるなどメリットに繋がりやすいです。
戸建、アパート問わず、高建ぺい、容積率の物件では、3階の建築をご検討なさる方が多いと思います。
しかし、果たしてそれが本当にメリットのみなのでしょうか。
今回は3階建て物件の建築についてのお話をさせていただきます。
まず前提として、3階建て物件は、2階建て物件に比べると建築費用が高くなります。
理由は大きく、以下のようなものになります。
● 建物の重量が上がるため、地盤補強工事が必要
● 3階建て物件には『構造計算』が必要なため、追加調査費用がかかる。
構造計算…建物の強度を計算する調査のこと。追加費用が50万円程度かかる。
● 火災にあっても、一定の時間以上は倒れない構造が必要
● 土地を掘って高度を稼ぐ場合、追加工事費用がかかる(費用は深さに比例)
3階建て物件は、2階建てに比べると、天災等が起きた際の避難経路の観点からどうしても火災が起きても暫くの時間は倒れないような作りにしなければなりません。そのため物件は耐火構造を盛り込み、更に土地も補強費用をかける必要性が高くなります。
同じ面積の家を建てるのであれば、2階建ての同じ床面積の物件と比較した方が良いでしょう。
アパートを建てる場合は、3階建てを建てることで、家賃収入が増えても、建築費用が増加し、結局利回りが変わらない、場合によっては2階建ての時よりも悪化した…といったようなことも起こり得るのです。
場合によっては、戸数を減らして2階建てでしっかりとアパートを経営した方がオーナー様のキャッシュフローを改善する場合もございます。
では、2階建てと3階建てのどちらが得なのか、ということはどうやって判断すればよいのでしょうか。
その場合は、私共専門家にお任せください。
お客様のニーズをお伺いすれば、私共が一括でハウスメーカーに建築プランを依頼し、2階と3階、どちらのプランも金額を入れてご紹介させていただきます。
アパートの建築をご希望の方は、依頼したプランの家賃もご紹介いたします。
事業計画書を作成し、物件の収支を30年単位で可視化してご紹介させていただきます。
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