平成27年相続税路線価発表 | 誠和不動産販売株式会社
平成27年相続税路線価発表
著:金成明洋 2015年8月更新
著:金成明洋 2015年8月更新
7月1日、国税庁より今年の路線価が発表されました。
全国平均は前年より0.4%下がったものの、下げ幅は0.3ポイント縮小しました。
上昇は10都府県あり、景気回復に伴う不動産市場の活況が反映されたものと思われます。
また、今年1月の相続税改正(増税)前に、節税対策による不動産投資が増えたことも特に都市部の上昇を後押ししたものとみられます。
都道府県庁がある都市の最高路線価も、上昇が前年の18から21に増えました。
上げ幅トップはやはり東京の14.2%で、名古屋、広島、大阪も10%超。北陸新幹線の開業によって、金沢も9.3%上昇しました。
最高額は今年も、東京都中央区銀座5丁目の「鳩居堂」前で、1㎡あたり2696万円(平成26年路線価は2360万円)で、30年連続となりました。
図は、東京都の税務署別最高路線価です。
各地域上昇が目立ちますが、杉並区内の荻窪税務署内で1㎡あたり175万円(前年比5.4%上昇)、杉並税務署内で1㎡あたり134万円(前年比5.5%上昇)と、大きな上昇となりました。
最近の杉並区不動産市況
私共は杉並区内を限定で不動産営業をしているため、区内の不動産市況は熟知しておりますが、実際に、特定の地域については顕著な価格上昇を肌で感じています。
不動産価格は需要と供給のバランスで決まりますが、最近は明らかに供給不足の状態が続いている現状です。
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