マンション価格高騰-バブル期以来の高水準- | 誠和不動産販売株式会社
マンション価格高騰-バブル期以来の高水準-
著:金成明洋 2020年5月更新
著:金成明洋 2020年5月更新
首都圏の新築マンションの価格上昇が止まりません。
不動産経済研究所が発表した2019年の平均価格は前年比1.9%上昇の5,980万円とバブル最盛期以来29年ぶりの高水準となりました。一方、価格の高止まりで売れ行きが鈍化しているのが影響し、販売戸数は15.9%減の3万1238戸と27年ぶりに3万5000戸を下回りました。
首都圏のマンション価格が高騰している原因は、都心や主要駅近くなど利便性の高い土地の価格が上がっていることが大きいと言われています。特にインバウンド需要を見込みホテルの建築ラッシュはオリンピック後も当面続くものと思われます。
これに加え、建築業界の人件費の高騰などが物件価格の上昇にいっそう拍車をかけています。
こうしたことから、マンション価格は暫く下がらないのではとの見方も多いのですが、実需(販売戸数)が、価格の上昇についていけていない事実もあります。
バブルとは、実体経済から乖離して資産価値が一時的に高騰する事をいいます。
今回のマンション価格の高騰は様々な要因からきているため、一概にバブルとは言えませんが、現在高値である事には変わりがありません。
マンション売却には良い時期であると思いますので、価格査定だけでもという方はお気軽にご相談下さい。
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