不動産流通機構ステータス管理導入 | 誠和不動産販売株式会社
不動産流通機構ステータス管理導入
著:誠和不動産販売 2016年3月更新
著:誠和不動産販売 2016年3月更新
不動産流通機構とは、宅地建物取引業法に基づき国土交通大臣が指定するもので、全国に4法人(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)あり、それぞれのエリアの不動産情報の交換業務を行う機関です。
機構では、レインズと呼ばれるコンピュータ・ネットワークシステムを運営し、不動産情報を蓄積しています。会員である不動産会社は、専任媒介契約などで売却依頼を受けた場合、レインズに不動産情報を登録することになっています。
これにより、会員同士の間で登録された不動産情報の交換がスピーディーに行われ円滑に不動産取引が行われることを促進しているというわけです。
ステータス管理導入について
今回の導入では、中古住宅の流通を阻害する要因として指摘されるもののうちに、不動産会社が他社に物件を紹介しない「囲い込み」が最も注目をされています。これは中古流通市場において最も大きな影響を与えることは言うまでもありません。
売却依頼を受けた悪質な仲介会社は、売主、買主両方から仲介手数料を欲しがることが背景にあると考えられます。市場の円滑な不動産取引を阻害している他ならない行為ということです。
ステータス管理機能について
● レインズ上に登録された物件について、ほかの事業者への紹介ができない状態にあるか否かをシステム上に客観的に明示させるとともに、売主が自らの物件の登録状況を確認出来るようにする仕組み。
● 対象は、専属専任・専任媒介契約の売買物件。
● ステータスは、「公開中」、「書面による申込みあり」、「売主都合で一時紹介停止中」の3つ。
● 「公開中」表示時は、原則として紹介拒否は不可。ただし、売主から特定の条件を付されている場合は、紹介拒否も可。
● 登録済証明書記載内容、ステータス表示、図面を閲覧できる、売主専用の物件閲覧画面があらたに設置。
● 閲覧の為の、URLやID、パスワードは、登録済証明書交付時に提供。
今後、不動産業界はより一層の透明感を持って、お客様と接することが常識となるでしょう。
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