家賃収入を得た初心者大家向け確定申告の手引き | 誠和不動産販売株式会社

年に1度の確定申告。20万円以上の家賃収入を得ている場合は確定申告が必須になります。
 
必要書類・申告の流れ・経費にできるものなどの確定申告に必要なモノを最低限揃えられるよう、初心者大家さんにも参考にして頂ければ幸いでございます。


覚えておくべき確定申告の手順４つ


　① 申告の時期を知っておく

毎年2月16日～3月15日までに税務署で行います。これは郵送でも可能です。（信書扱い）
税務署の開庁時間は、月曜日から金曜日までの8時30分〜17時です。
ただ、確定申告期間内に限り一部の日曜日に開庁して、相談・申告書受付をしている税務署もあります。
全国の税務署所在地・アクセス・開庁時間は国税庁のホームページから調べることができます。


　② 必要書類を揃える

家賃収入に関する書類は以下の通りです。種類が多いですが、必要なものなのできちんと取っておきましょう。




　③ 確定申告書類一式の提出方法



　④ 納税する・税金の還付を受ける

確定申告で算出された税金は郵便局または銀行で納税しましょう。税務署や金融機関に納付書が備え付けてあります。
あるいは「振替納税」の届けをしておくことで、金融機関に出向くことなく、4月以降に口座から引き落とされるという方法もあります。

平成30年分の各税金の納税期限は
　　● 所得税（復興特別所得税）・贈与税･･･平成31年3月15日（確定申告の期限と同じ）
　　● 消費税（地方消費税）･･･平成31年4月2日

税務署からの通知や納付書の送付はないので注意しましょう。
また所得税の返還は、確定申告時に指定した口座（もしくは郵便局で直接受け取り）に約1ヶ月～1ヶ月半で振り込まれます。e-taxで申告した場合は約3週間に短縮されます。





必要経費にできるもの早見表



不動産投資は経費計上できるものも多く、中には実際に支出はないのに経費にできる減価償却費などもあるので一番節税効果のある運用方法です。
また確定申告の時期、税務署は大変混雑するので疑問点は早めに潰しておきましょう。
税務署のホームページでも詳しく説明されています。
この年に1回の確定申告を有効活用しましょう。