杉並区助成金（平成28年4月1日抜粋） | 誠和不動産販売株式会社

１．「建築物不燃化助成制度」の対象範囲が拡大

「阿佐谷南・高円寺南地区」および「方南町１丁目地区」は、「防災まちづくり計画」を策定し、木造住宅密集地域の解消に向けた取り組みが行われていました。しかし、首都直下地震の切迫性や東日本大震災の発生を踏まえると、木造住宅密集地域の解消を一段と加速させる必要があり、元々施行されていた「建築物不燃化助成制度」対象範囲が拡大されました。




【 概要 】

これまでは...耐火建築物（RCや鉄骨造など、主要構造部が耐火構造であるものなど）を建築する場合のみが対象

改正後...阿佐谷南・高円寺南地区において「準耐火建築物」が助成対象（阿佐谷南・高円寺南地区の大部分は別の規制で「準耐火建築物」以上の建物を建築しなければならないので、ほぼ全ての建替えに適用）

 

【 助成額 】

◎ 準耐火建築物：最大100万円（区が定める1㎡あたりの単価による）

◎ 耐火建築物：250万円（法的に耐火建築物を建築しなければならない場合は除く）

 

２．木造住宅密集地域の除却建物への助成制度（創設）





木造住宅密集地域のうち、不燃化特区を除いた区域内の建物を除却する工事で一定の要件に該当する場合に、除却工事費の一部が助成されます。

 

【 概要 】

対象となる工事

　昭和56年5月以前に建築された木造建物の耐震診断でIW値が1.0未満のものを除却する工事

対象地域

　木造住宅密集地域（不燃化特区を除く）※ 不燃化特区内では別途助成制度があります。

 

【 助成額 】

◎ 限度額：150万円

◎ 助成割合：除却工事に要する費用の1/2

 ※ 上記のうち、少ない額

 

３．最後に

杉並区内でも特に「阿佐谷・高円寺」地区は、多くの助成制度が施行されております。

また、助成制度には平成33年度・平成34年度までのものが多くありますので、この機会に是非ともご活用ください。

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