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団信(団体信用生命保険)について

団信(団体信用生命保険)について
著:武藤 りょう  2024年10月更新


団信(団体信用生命保険)とは、住宅ローンを返済中、ローンの借入人に死亡や高度障害など、万が一場合に住宅ローンの借入残高がゼロになり、残りのローンを支払う必要がなくなります。そのため、団信に加入することにより、万が一の場合に家族の住居を確保することができる保険ともいえます。逆に、加入していない場合は、家族が残りのローンを支払っていくことになるため、大きな負担となり、返済が滞ると住居を手放すことになるかもしれません。住宅購入にあたっての団信への加入は重要といえます。

団信の保険料は、一般的に住宅ローンの金利に含まれていることが多いです。
死亡や高度障害のみの内容であれば、金利の上乗せなしで加入可能な金融機関も多くありますが、3大疾病や所定の身体障害状態、要介護状態なども保障の範囲に含める特約を付ける場合は、金利が上乗せされます。団信の保障範囲を広げれば毎月の支払額が増えることになりますが、その分、幅広いリスクに対応できるようになります。

ほとんどの金融機関では、支払いが困難になってしまう場合にそなえて団信への加入が必須条件となっています。
一般的に団信への加入は、新規借入れや借換えをする人に限られ、加入後に内容を変更することはできません。
また、団信に加入するには現在の健康状態について告知が必要となり、健康状態によっては加入できないケースがあります。例え故意ではなかったとしても、過去の病歴や治療歴など正しく伝えなかったために告知義務違反となる場合もあります。告知義務違反をすると、万が一のときに保険金が下りない可能性もあるため、記入時にわからない点はあいまいにせず、保険会社などに問い合わせながら確実に記載することも大切です。

持病などがあり団信に加入できない場合には、「ワイド団信」を検討してみるのも方法の一つです。
「ワイド団信」とは、持病などがあっても加入しやすいように条件が緩和された団信のことです。住宅ローンの金利に0.2%~0.3%が上乗せされるケースが一般的ですが、万が一の場合に保障されますので団信に加入できるメリットは大きいです。(通常の団信に比べて上乗せされる保険料が高いため総返済額が増えてしまうなどのデメリットもあります。)
「ワイド団信」にも加入条件や審査がありますので、誰でも加入できるわけではありませんが、健康に不安がある場合は金融機関にワイド団信の取り扱いがあるかどうか、ある場合はその審査基準についても事前に確認しておくと良いでしょう。どの団信にも加入できない場合は、団信への加入が必須でない住宅ローン(フラット35など)を検討するようになります。

団信は、万が一の場合に保険で残りのローン残高をゼロにでき、家族の負担を減らすことができる大切な保険です。死亡・高度障害以外にも、3大疾病や生活習慣病など、幅広いリスクをカバーする内容もあります。団信の加入を必須としている金融機関が大半ですが、健康状態などによっては加入できない場合や、加入後に内容を変更できない点など留意が必要な点もあります。各金融機関によって保障内容や加入条件が異なりますので事前によく確認し、ご自身に合った内容、金融機関を検討することが大切です。

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