住み替えについて | 誠和不動産販売株式会社
住み替えについて
著:武藤 りょう 2024年4月更新
著:武藤 りょう 2024年4月更新
ご自宅の住み替えには、不動産売却と不動産購入という2つの取引を行いますが、手順の違いにより「売却先行」と「購入先行」の方法があります。
ご自宅を売却し、その売却金額で新たな不動産を購入する場合、売却と購入を同時に行うのが理想的です。特に、売却金額がなければ新居が購入できない場合は、売却と購入を同時に行う必要があります。(住宅ローンが残っていても住み替えは可能です。しかし、売却金額などで残っているローンの返済にあてる必要もあります。)
しかし、いつ売れるのかは予想できない売却と、ご希望の住まいを見つける購入の両方の時期を合わせるのは非常に難しく、どちらかの取引が先になる場合があります。
下記に、「売却先行」と「購入先行」のメリット、デメリットを挙げていきます。
売却先行
メリット
● 売却金額が決まり購入にあてられる金額が確定するため、資金計画がたてやすくなる。
● 売却を急ぐ必要がないため、余裕をもって売却活動を進められる。
仮に住み替えをやめたとしても売却前であれば自宅はそのまま残る。
デメリット
● 売却が決まると、買主様に物件を引き渡す日までに新居を探す必要がある。
● 購入物件がなかなか決まらない場合は、仮住まい(賃貸など)をする必要がある。
購入先行
メリット
● 希望の条件にあった物件をゆっくり探すことが可能。
● 仮住まいなどの費用が不要。
● 先に新居に引越しができる場合、空家の状態で売却活動ができるためスムーズに活動できる。
デメリット
● 売却活動に時間がかかった場合、ローンを二重に払う期間がでてくる可能がある。
● 売却活動に時間がかかった場合、新居と旧居のどちらも維持費などがかかる可能性がある。
ご自宅の売却価格(相場価格)がわからなければ、新居の予算などご希望条件を具体的に考えることはできません。住み替えを検討する際には、まずはご自宅の査定価格を把握することが必須となります。
査定価格を踏まえながら、スケジュールの確認、自分たちは売却先行が良いのか購入先行が良いのか、今後の資金計画など、いろいろと事前に確認しておくべき内容も多くあります。
住み替えを検討する理由として、転勤や進学、家族構成の変化、ライフスタイルの変化など様々あると思いますが、住み替えをスムーズに進めていくためには余裕を持った住み替え計画を立てていくことが大切です。
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